まず、行程について書きます。今回の行程は以下の通りです。
11月17日
仙台駅着
仙台ユネスコ会館着
宮城教育大学内を車中見学
仙台城見学
昼食
仙台ユネスコ協会学生部と交流会
夕食
11月18日
榴岡公園見学
松島見学
昼食
東松島市野蒜地区に被災地の見学
仙台駅にて宮城教育大学見上学長と夕食
仙台駅発
今回の活動をI先生との交流、仙台ユネスコ協会との交流、野蒜地区見学の三つの視点から考えていきたいと思います。
まず、I先生との交流についてです。
宮城県下のユネスコスクールの 活動説明を聞く |
伊達正宗像 |
二つ目に仙台ユネスコ協会学生部の皆様との交流会を紹介します。
今回の交流会では、双方の活動報告会という形で行われました。
仙台ユネスコ協会学生部のおもな活動は以下のように説明していただきました。
交流会の様子 |
この発表では、われわれの今後の参考になるような報告が行われていたので、我々のキャンプにも生かしていきたいと感じました。
3.留学生交流行事
宮城教育大学では、留学生と接する機会が少ないそうで、仙台ユネスコ協会学生部の方々は、年末に留学生交流行事として、プレ正月を企画しているそうです。その内容は、しめ縄づくり、伝統的な遊び、正月料理など、日本の伝統に触れながら、留学生たちと交流のできる行事だそうです。我々のユネスコクラブでは、留学生との接点は多いが、その中で留学生とともに活動することは滅多にないので、ユネスコクラブでも留学生とともに行える行事を催したいという気持ちになりました
交流を通じて、仙台ユネスコ協会学生部の情報や、我々の情報を交換したが、その交換した中に私たちに共通の二つの問題があることを感じた。一つ目は「知名度の低さについて」二つ目は「ボランティアにも企画から参加してもらいたい」ということである。
一つ目では、我々の活動も、まだ学内では知名度が低い。宮城教育大学内でも、知名度が高くはないそうなので、二つの団体からその打開策を考えたり、情報を交換することで、二つの団体から発する行事を行いたいということになりました。その第一歩として、絆メッセージ展を奈良教育大学でも行いたいという結論に至りました。
二つ目については、宮城教育大学ではボランティアを募ると、当日参加の学生は集まるが、企画段階から参加する学生はとても少ない、ほとんどいない状況であるそうです。我々の奈良教育大学でも、同じことが言えるのではないかと私は感じました。ユネスコクラブでは企画段階から参加することを心がけているが、他の学生ではどうだろうか。私は、一つ目の「知名度の向上」についても同時に考えていきたいと感じました。
三つ目に東松島市野蒜地区見学について紹介します。
野蒜には、JR仙石線(仙台と石巻をつなぐ)が復旧工事を終了していないため、松島海岸駅からJR代行バスにて向かいました。
野蒜駅は震災によるがれきはほとんど撤去されている状況でしたが、まだ、被災の痕跡が残されている状況でした。
また、途中立ち寄った東松島市立鳴瀬第二中学校では校舎のガラスがほとんど割れ、教室も跡形もありませんでした。がれきが校舎の中庭に置かれていた、理科室の薬品がなくなっていたことからすると、片づけは入ったようですが、復旧される様子はありませんでした。
今回の交流会を通じて、我々の活動の良い点、悪い点を考えることができたと私は感じている。良い点については、地域との交流を行っている、活動員が多い、様々な活動を行っている。悪い点については、知名度が低く、自分たちで完結してしまっている、また、目的意識が低い(報告のスライドを作っているときに、感じていたが、これが目的だということが少ない)、企画に参加する学生が少ない(全体的に見て)など、解決、または克服していくべき問題も見えてきました。
後藤田
学生時代に、おおいに知らない土地を歩き、人脈を築くこと人生の宝となると思うよ。いや、学生時代以降もかな。
返信削除ところで宮城教育大学の熱烈歓迎、すごいなあ。東北の方は情が深いことを再確認。