2012年4月2日月曜日

私の好きな奈良第四弾企画書

こんにちは。
もう新年度が始まりましたね。
新年度なのにまだ新歓行事もいまいち決まっていないユネスコクラブです。
部長は花見するとのことだけど、だれが幹事するのかなあ。
何やら報道会の取材もあるらしいし、今年は忙しくなりそうだなあ。と実感。

それでは本題に・・・
今回は、ユネスコクラブ水泳部担当のWさんから、「私が好きな奈良第四弾」企画書をいただいたので、その説明と紹介をしたいと思います。

それでは企画書のコピーを・・・

1. テーマ(仮)

『鹿のうんちは宝石箱!?』

2. 目的

奈良公園の鹿を理科に教材化する。内容は中学校第3学年、理科「生物と環境」で学習する「自然の中の循環」について。
また、教員を目指す私たちが実際に体験し、教材のブラッシュアップと共有を図ることも目的の一つである。

3. 概要

奈良公園には約1100匹の鹿が生息している。(2011年度頭数調査)そしてシカの落とす糞は昆虫や微生物によって分解され、土壌に還るため、掃除をしなくても奈良公園は糞だらけにはなっていないのである。この掃除役を担っているのが、糞虫(ふんちゅう)なのである。
本企画では糞中、とりわけセンチコガネに焦点をあて、完全ともいえる生態系とそれに関連する共生関係について学ぶ。

4. ターゲット

 最終的には中学生をターゲットとするが、ここでは小学校や中学校で理科を教えることになる私たち学生をターゲットとする。

5. 参加予定人数

 とくに上限なし
6. 費用


 未定

7. 日程・スケジュール

 より多くの学生(新入生)を集めるため、前期の授業が始まって少し経った頃が望ましいと考える。
 スケジュールとしては、“企画の概要説明→奈良公園での糞虫採集→糞虫の観察→学習と振り返り”の流れで行なう予定である。丸一日はかからない。

8. ユネスコクラブ部員以外への告知

 HPやStudent allなどで、ユネスコクラブ部員以外の学生に多く参加してもらえるように告知をしていく。


企画書はこのような形でした。
この企画書を見た瞬間に私は戦慄しました。
企画書なしで、柿の葉寿司プロジェクトを始めたのに、なんときれいな企画書だと・・・(笑)
とにかく、今回は、「奈良」の文化遺産(であってるのか)と教育の融合を目指しているみたいですね。私の個人的な意見ですが、もしかしたら、奈良と理科をつなげる架け橋になるだけではなく、ESD的な要素もふんだんに含まれているだろうし、小学校教科の「生活」「社会」にもつながる可能性を含んでいますね。

私も理科を主担当に持ちたいと考えているので、ふん中の観察あたりなんかが、本格的にできれば楽しいかなあって思います。虫嫌いの人は来にくいかも・・・
でも、いろいろとみんなで考えて、ESDに使える有効な教材として、みんなでプロデュースできれば、いいですね。

ぜひとも、このブログを見た奈良教育大学のみなさんは、参加してください\(^^)/
ユネスコクラブ以外の方、新入生の方は下記のメールアドレスにご連絡ください。


また、このブログを読んでいただいている方で、この企画に興味がありましたら、お手数ですが、下記のメールアドレスにご一報ください。



メールアドレス:nara_edu_unesco_club(at)yahoo.co.jp
お手数ですが、<(at)>を<@>に変更してください。



後藤田



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