2012年5月3日木曜日

エスペラント語は世界を救う。

こんにちは。
昼食会と話し合いの風景
今日は、二つの出来事と、お知らせがあります。
まず一つ目は、今日の活動についてです。

今日は水曜日なので、昼休みにみんなで集まって、昼食会と、話し合いを行いました。
なので、今日はアンクロンの練習はできませんでした。
話し合いは、
1、新しく、持続発展・世界遺産教育研究センターにいらっしゃった、K先生の紹介
2、これからの活動について。
3、連絡網について。
4、私の好きな奈良第四弾「シカのふんは宝石箱」について
5、芸術研究会の新事業の説明会
でした。
K先生は、奈良県下の幼稚園、小学校の園長先生、校長先生をなされたほか、中学校の講師、高校の講師をし、また、県の社会科の研究会にもいたベテラン中のベテランです。
また、現在は、大阪府下の大学で教鞭をとっていて、幼小中高大と学校に関することにとっても詳しい先生らしいです。
部員のみなさんは、ぜひ、話を伺ってみましょう!
おそらく楽しいお話が聞けると思います。

これからの活動は、第三回十津川村道普請についてや、日米教員研修会について、ESDキャンプについてで、
・十津川村道普請は、5/26.27に決定したほか、
・日米教員研修会では、キャンパスツアーを行うことが決定しました。
・ESDキャンプについては今のところ未定です。

連絡網については、このblog外で、告知したいと思います。

私の好きな奈良第四弾は、四回生のWさんによる、シカのふんを食べる、ルリイロセンチコガネについての発表とフィールドワークです。
日程は、6/2(土)
参加したい人は、部員ならば、学年代表に、部員外であれば、ユネスコクラブの部員の誰かに、もしくはこのサイトのメール等に連絡をいただけるとありがたいです。

今日の集まりの最後には、わがユネスコクラブを兼部しながら、芸術研究会の部長をしているT君が行おうとしている、学生支援事業の発表でした。
ミュージアムツアーと言って、参加者は、奈良教育大学の学生証で入ることのできる、奈良国立博物館などを見学しつつ、また、本学教員の解説も聞ける、世界遺産学習も視野に入れた企画のようでした。さらに、楽しいワークショップや、広報誌の発行も視野に入れているそうなので、ぜひ、ユネスコクラブもバックアップしていきたいですね。
ちなみに、副部長も、ユネスコクラブの部員だとか・・・(笑)

今日の活動は、こんな感じでした。
そして、今日は留学生、日本語中級クラスの発表会があったので、ユネスコクラブ代表として、私と、哲さんが行ってまいりました。
ユネスコクラブの活動とは若干異なるかもしれませんが、普段国際交流室を使ったり、ユネスコクラブの売りの一つに、「留学生との交流」があるわけですから、レポートしたいと思います。

今回は、タイのGさん、南スーダンのJさん、コロンビアのRさんアメリカのTさんの発表でした。
タイのGさんは、タイでのことを話した後に、タイの男子学生の中でもっともポピュラーなスポーツ「タクロ」についての発表でした。


さてみなさん、「タクロ」をご存知でしょうか?
ちなみに私は知りませんでした。


正解は、竹でできたボールを用いて行う蹴鞠のようなスポーツだそうです。
フィリピンではよく似たスポーツに「セパタクロ」というものがあるそうですが、「タクロ」は東南アジアで主流で、その中でもタイは一番強いそうです。

また、懇親会の時にGさんと話した時に、ぜひユネスコクラブと「タクロ」で交流したいとのことでした。うれしい!スポーツは国際交流の切り口として万能ですね。
また、次のユネスコクラブの集まりにも来てくれるそうです。とても日本語が堪能で、笑顔が素敵な方なので、クラブ員のみんなも笑顔で話しかけてみましょう!

発表した留学生の集合写真
二人目は、コロンビアのRさん
このRさんの発表が今回のタイトルの理由です。
Rさんは、コロンビアの出身なので、母語はスペイン語だそうですが普段は英語を使い、興味のあるのはエスペラント語という言語だそう。ちなみに日本語はペラペラです。また、フランス語もわかるそう。留学生ってすごいですね。

そして、発表の中心は、エスペラント語という新しい(125年前に成立)の言語についてでした。
Rさん自身も10年ほど前にこの言語に出会い、そこから研究会などにも顔を出しているそうです。
エスペラント語の特徴は、Rさんによると、「簡単な文法、発音が平易、単語が少ない」だそうです。
しかも、いろんな言語との接続を考えて作られているので、多言語とのつながりも多いそう。
もし、Rさんに会ったら、エスペラント語を教えてもらってください。

Rさんは、エスペラント語は簡単で、なおかつ他言語との接続がある。さらには、世界のいたるところで話されていることから、「エスペラント語は世界を救う」と話していました。
世界のコミュニケーションが、単一の言語(近年では英語が多いですが、母語にしている国が少ないことから、エスペラント語を推奨していました。)で行われるという世界になればよいこともあるかもしれませんね。
また、「エスペラント語」の「エスペラント」は望み、または橋という意味もあるらしいです。
エスペラント語が、世界の架け橋に、Rさんとユネスコクラブの架け橋になるとよいかもしれませんね。


三人目はユネスコクラブおなじみのJさんの発表でした。
Jさんは最近できた南スーダンについてのお話、首都のジュバのお話や、南スーダンの民像的なお話でした。

質問で上がっていたのですが、Jさんの地元で話されている言語の「クク語」は実は、南スーダン全体の言葉ではなく、南スーダンの、ある町の言語だそうです。隣の町は、また違う言語を使ってるそうです。Jさんはその代替の言語がわかるらしいです。
すごい!こんなにも日本語がうまい理由がこんなところに隠れているとは!


四人目はアメリカのTさんでした。
Tさんは、アメリカのお話をされた後に、アメリカで問題になっている、トルネードのお話でした。
トルネードの音マネや、トルネードを見かけたときのお話など、Tさんの気さくさをとても感じました。
また、Tさんの発表の特徴として、とてもかっこいいスライドを作っていました。しかも、トルネードの恐ろしさを伝えたいのでしょう、とても恐ろし雰囲気が出ていました。

懇親会では、みんなでお菓子や、ジュースを飲みながら、国のお話などで盛り上がりました。
その中で、国際交流、留学生担当のI先生とお話できる機会があって、今年の大学祭で留学生と催し物を行いたいそうです。
そこにユネスコクラブもご一緒できたらなんてお話もしたりしました。
そんなことができたらいいのになあ。

長くなりましたが、今日の活動はこんな感じでした。
特に、留学生との交流は、ユネスコクラブのみんなにとって良い経験になると思います。
ぜひ、国際交流室で交流を深めましょう!

最後に。
シネマ倶楽部の次回活動が決定しました。
5/18(金)の19:00~
加藤先生おすすめの映画を鑑賞するつもりです。
参加希望の方は、学年代表ではなく、中澤先生まで!



後藤田

6 件のコメント:

  1. 初コメントです。
    ミュージアムツアーの告知、ありがとうございます。
    皆さんと良いものにしていけるように
    頑張っていきたいです。
    エスペラント語、かっこいいですね。
    大学で学べたらいいなあ。

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  2. 一回生の粂です。

    エスペラント語や大学祭....夢が広がりますね!
    私もまだまだですが、皆で楽しく活動できる
    よう頑張ります!

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  3. 高嶋さんコメントありがとうございます。
    ミュージアムツアー採択されるといいですね。
    エスペラント語は、阪大に行ったら学べるらしいです(笑)

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  4. 粂さんコメントありがとうございます。
    もっともっと国際交流や留学生とのイベントが増えたら、楽しいですよね!
    みんなで工夫しながら頑張りましょう!

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  5. サルトン!(だったっけ?)
    エスペラント語使いの哲也です。
    いや~それにしてもGさんはきれいやったな。
    まさしくアジアンビューティーでした。パチパチ

    つながり6号のデータ送るわ。
    学生支援課に許可もろて、学館と学生オフィスに
    置かしてもらうことなった!わーい
    みんな読んでねー☆

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  6. 哲也さんコメントありがとうございます。
    Saluton(こんにちは)ですね!
    是非ともRさんにはエスペラント語を習いたいものです。
    Gさんの笑顔には心を癒す何かがありますネ!

    つながり更新しました!
    ホームページのユネスコ新聞から、ご覧になってください。

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